2008/09/03 ホルスタインボー城 |
バルト海に浮かぶデンマークの島、シェラン島。 南西部にある街スケルスキュアーに、 アンデルセンが足繁くやってきた城があります。 |
ホルスタインボー城。 彼が初めてここにやってきたのは1856年、51歳のとき。 |
この頃、名高い童話作家となっていたアンデルセンを、 貴族たちはこぞって自らの居城に招きました。 その中でも彼はこの城がいたく気に入り、 実に37回も訪れたといいます。 |
アンデルセンのために用意された部屋。 豊かな自然に囲まれた静寂のなかで、 ペンを走らせたアンデルセン。 |
仕事が一段落すると、 彼はこの屋敷を出て、ある場所に向かいます。 |
小作人の家族が暮らす小さな家。 |
そこで待っていたのは少女の笑顔でした。 病で寝たきりの彼女の為に、 アンデルセンは、物語を読み聞かせたのです。 |
「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」 数多くの童話を遺したアンデルセン。 貧しくとも、弱くとも、懸命に生きる人々に 彼は物語を届けました。 |
国:デンマーク スケルスキュアー
人:アンデルセン ホルスタインボー城
人:アンデルセン ホルスタインボー城
曲名:夢はいつかかなうもの
作曲:Randy Edelman |