2008/10/22 医学と文学の道の始まりの地 |
島根県津和野。 山陰の小京都と呼ばれる城下町で、 のちの文豪、森鷗外は生まれました。 |
文久2年、津和野藩藩主の主治医の家に 長男として誕生した鷗外。 |
医師になるというさだめのもと、 彼は幼い頃より、学問に励みます。 |
6歳で「論語」7歳で「孟子」9歳でオランダ語を学び、 神童とうたわれた鷗外。 |
彼には学ぶことが楽しくてなりません。 四畳半の勉強部屋はもっとも心落ち着く場所でした。 |
そんな鷗外が勉強の合間に熱中したのが読書。 幼い頃よりや浄瑠璃本、謡曲の本、百人一首まで読み耽り、 文学の世界に浸っていきます。 |
そして10歳のとき東京の学校にはいるため、 ここを後にした彼は、ひたむきな精神と旺盛な知識欲で、 医学、文学を学び続けるのです。 |
のちに軍医として活躍し、文豪の名も得た森鷗外。 二つの道を究めた偉大な彼の原点は、 この故郷にありました。 |
国:日本 島根県鹿足郡津和野町
人:森鷗外 医学と文学の道の始まりの地
人:森鷗外 医学と文学の道の始まりの地
曲名:文歌 作曲:七瀬 光 |