2008/12/24 青春の痛みをおぼえた地 |
アメリカ合衆国第3代大統領ジェファーソンによって 創立されたバージニア大学。 ここで作家、エドガー・アラン・ポーも学びました。 |
1826年、養父の勧めで 開校したばかりのここに通い始めたポー。 |
古代文学と近代文学に傾倒する彼は、 文学的才能を開花させていきます。 |
ポーが暮らしていた学生寮。 何不足ない毎日に、あるとき、絶望が訪れます。 |
将来を約束していた女性との、突然の別れ。 彼女の家族の画策によるものでした。 |
バイロンの詩を朗読しながら、涙を零すポーは、 酒やカード遊びに手を出していきます。 |
間もなく、そんな噂を聞いた養父がやってきて、 彼は退学することになるのです。 |
机の破片を暖炉で燃やした12月15日。 ポーは静かにここを去っていきました。 癒えない胸の痛みを抱えて。 |
国:アメリカ バージニア州シャーロッツビル
人:エドガー・アラン・ポー 青春の痛みをおぼえた地
人:エドガー・アラン・ポー 青春の痛みをおぼえた地
曲名:幸せの時間
作曲:大島ミチル |