2009/01/21 栄光と哀しみに彩られた地 |
ペンシルベニア州、最大の都市、フィラデルフィア。 エドガー・アラン・ポーはここで 作家としての絶頂期を迎えました。 |
1838年、文化の中心であったこの地にやってきたポー。 |
編集の仕事を続けながら執筆活動に励んだ彼は、 次々と傑作を発表します。 「アッシャー家の崩壊「黄金虫」「モルグ街の殺人」 |
名声を確立していくポー。 そんな彼の楽しみは、14歳年下の妻、バージニアに プレゼントを買って帰ることです。 |
しかし幸せに満ちたポーを、突然、悲劇が襲います。 ある冬の晩、妻が喀血し、倒れたのです。 |
肺結核に冒されたバージニアを励ましながら、 彼は、迫り来る死の恐怖と闘い続けました。 |
「わが身を君に捧げん 万夜の尽きるまで 恋人よ 恋人よ わが生命 わが花嫁よ」 |
間もなくポーは、妻の静養のため、ここを後にします。 僅かな希望の光を求めて。 |
国:アメリカ ペンシルベニア州フィラデルフィア
人:エドガー・アラン・ポー 栄光と哀しみに彩られた地
人:エドガー・アラン・ポー 栄光と哀しみに彩られた地
曲名:THE GOODBYE
作曲:JEANINE TESORI |