2009/01/28 芸術と愛に生きた晩年の地 |
アメリカ、ニューヨーク。 セントラルパーク傍の静かな道は、 その人の名を冠して、エドガー・アラン・ポーストリートと呼ばれます。 |
作家ポーは、かつてこの道沿いのアパートで、 執筆活動に励みました。 |
彼がここにやってきたのは、1844年、35歳のとき。 |
ポーはよくこの公園を訪れました。 そして岩山から、ハドソン川を眺め、 作品の構想を練ったといいます。 |
この時、彼には病に侵された妻がいました。 夫婦はアパートを転々とした後、 ブロンクスの木造のコテージを借ります。 |
そしてここでふたりきり、 残された時を慈しむよう、静かに暮らしました。 |
しかし間もなく、妻が24歳の若さで亡くなります。 悲しみに打ちひしがれたポーも、 その二年後、この世を去ったのです・・・。 |
作家、エドガー・アラン・ポー。 芸術と愛に捧げた、40年の生涯でした。 |
「死は満たされた生の 最後の恍惚に満ちていた」 |
国:アメリカ ニューヨーク
人:エドガー・アラン・ポー 芸術と愛に生きた晩年の地
人:エドガー・アラン・ポー 芸術と愛に生きた晩年の地
曲名:WALK ON THE BEACH
作曲:JEANINE TESORI |