2009/09/30 芸術と放浪の旅の、始まりの地 |
その人は、昭和の時代に、数々の素晴らしい作品を残しました。 "放浪の天才画家"山下清。 |
彼を育んだ、千葉県市川市。 当時ここは豊かな自然に恵まれ、穏やかな時が流れていました。 |
そんな地にあった養護施設「八幡学園」で、生活をした清。 授業の一環として触れたちぎり絵が、 後にあの独特の、貼り絵を生んだといいます。 |
18歳の春、清は突然、学園から逃げ出しました。 それが長きに渡る、放浪の始まり。 |
「へたに逃げると学校の先生につかまってしまうので 上手に逃げようと思って居ました」 |
ぶらりぶらり歩く道・・・。 気ままに過ごす時間こそ、 清が何より求めていたものだったのです。 |
職業を転々としながら彼は、 我孫子市の弁当屋に、住み込みで働き始めます。 ここは後に彼が何度も戻ってきた、お気に入りの場所。 |
山下清は、自由を愛しました。 旅の空の下を、のんびりと歩きながら。 |
国:日本 千葉県市川市
人:山下清 芸術と放浪の旅の、始まりの地
人:山下清 芸術と放浪の旅の、始まりの地
曲名:木漏れ日を駆け下りて
作曲:羽毛田丈史 |