2009/12/02 絵画修行に励んだ地 |
フランス。パリの街が一望出来る丘、モンマルトル。 かつて多くの芸術家が愛したこの地で、 「炎の画家」ゴッホも暮らしました。 |
彼が絵画の修行の為、ここにやって来たのは、 1886年、33歳のとき。 |
ゴッホは画商である弟・テオと共に、 このアパートで暮らしました。 |
やがて彼は多くの画家に出会います。 ロートレック、ゴーガン、ピサロ。 そして共に芸術を語り合ったのです。 |
創作の合間には街を歩いたゴッホ。 パリの刺激的な風景を見つめ、 絵画に投影させました。 |
そんな兄の作品をこの頃、弟はこんな風に評しています。 |
「絵が明るくなってきた。太陽の光を取り込もうとしているんだ」 |
そしてゴッホが当時、興味を持ったのが、日本の浮世絵。 鮮やかな色使いに惹かれ、ひたすら模写に励んだのです。 |
やがてゴッホはもっと明るい光を求め、 ここを離れ、南フランスへと向かいます。 更なる太陽に、出逢うために。 |
国:フランス パリ 18区モンマルトル
人:ゴッホ 絵画修行に励んだ地
人:ゴッホ 絵画修行に励んだ地
曲名:メゾン・シャネル
作曲:アレクサンドル・デプラ |