2009/12/30 孤独な少女だった地 |
「子供のころって、普通は幸せを当たり前のこととして 育てられるでしょ? 私はそうじゃなかったから」 |
孤独な少女時代を、彼女は後にそう振り返りました。 "アメリカのセックスシンボル"マリリン・モンロー。 |
まだ本名であるノーマ・ジーンと呼ばれていた頃。 里親のもとを転々とした彼女が、 この施設に預けられたのは、9歳のとき。 |
窓から見えるのは、 近くにある映画会社のスタジオの明かりでした。 |
どんなに手を伸ばしても届かない・・・。 近くて遠い、眩しい場所を、憧れの眼差しで見つめた、ノーマ。 |
やがて引き取られた家のもと、高校に通い始めた彼女を、 隣の家の青年・ジムが、送り迎えするようになります。 |
家族の愛が欲しかったノーマは、 16歳のとき、その青年と、結婚をしました。 |
穏やかに流れていく日々。 しかし彼女の胸にあった、消せない想い。 女優になりたい。 |
やがて離婚を決意したノーマは、 温もりに背を向け、ひとり歩き始めます。 それは生涯に渡る孤独な道でした。 |
国:アメリカ ロサンゼルス
人:マリリン・モンロー 孤独な少女だった地
人:マリリン・モンロー 孤独な少女だった地
曲名:帰らざる河
作詞:Darby 作曲:Newman |