2010/02/17 青春の日々を過ごした地 |
パリ14区。交通が発達するビジネス街、モンパルナス。 ここは20世紀始め、世界中からアーティストが集う場所でした。 |
詩人、画家、映画監督。 ジャンルを越えた活動をした芸術家・ジャン・コクトー。 彼もまた、この街に魅せられました。 |
コクトーが初めてここに来たのは、 詩人として認められ始めた、20歳のとき。 |
刺激に満ちた空気に触発され、 彼は足繁く通うようになります。 |
そしてカフェでアーティストたちと、 日夜を問わず、芸術論を戦わせました。 その熱気を求め、続々とやって来る、若き才能たち。 |
「パリは空席だった。ぼくたちはそこを占領した」 |
ピカソ、モディリアーニ、エリック・サティたちと、 コクトーは見果てぬ夢を語ります。 |
磨ぎすまされていくその感性。 やがて彼は戯曲や小説など、新たな分野に 才能を開花させていったのです。 |
ジャン・コクトーはここで、 人生を謳歌しました。 青春の光のなかで。 |
国:フランス モンパルナス
人:ジャン・コクトー 青春の日々を過ごした地
人:ジャン・コクトー 青春の日々を過ごした地
曲名:イノセント 作曲:笹子 重治 |