2010/02/24 長く暮らした「パレ・ロワイヤル」 |
うららかな日射しに包まれた、パリ。 ルーブル宮殿の隣にある建物は、 芸術家、ジャン・コクトーが暮らした「パレ・ロワイヤル」です。 |
詩人、画家、映画監督として、 マルチに活躍したコクトー。 |
彼が「パレ・ロワイヤル」で生活を始めたのは、 1940年、50歳を過ぎた頃でした。 |
ルイ14世も幼い頃に暮らしたここが、 コクトーは、すっかり気に入ります。 |
彼の隣人は、17歳上の、 高名な女流作家、コレットでした。 |
ふたりがよく語り合ったレストラン「ル・グラン・ヴェフール」 ここのメニューのデザインは コクトーによるものでした |
常に新しい芸術を追い求めたコクトー。 そんな彼の瞳に、コレットは眩しい輝きを見るのです。 |
「ジャン・コクトーは、私たちの誰もが失ってしまったもの 心の奥底にある魔術幻灯を失わずに来た」 |
ジャン・コクトーはこの地に長く暮らしました。 敬愛する、大切な友の傍らで。 |
国:フランス パリ
人:ジャン・コクトー 長く暮らした「パレ・ロワイヤル」
人:ジャン・コクトー 長く暮らした「パレ・ロワイヤル」
曲名:Concerto 〜Brotherhood〜 作曲:千住 明 |