2010/05/19 仕事への思いを募らせた地 |
「私は女の肉体に自由を取り戻させた」 |
その機能性と着心地を追求した服は、 世界の女性を解放したと言われました。 ファッションデザイナー、ココ・シャネル。 |
彼女がパリを離れ、スイスで暮らし始めたのは、 第二次世界大戦後、62歳のとき。 |
ココが散歩した美しい森。 戦時中、敵国・ドイツの軍人と恋仲にあった彼女は、 ファッションの表舞台を追われ、この地にやって来ました。 |
散歩の合間には、お気に入りのカフェへ。 静寂のなかオーダーしたのは、ミルクとケーキ。 |
そしてローザンヌに来ると、よくこのホテルで生活をしました。 |
出かけることも少なく、ひとり部屋に篭る毎日。 そんな生活は、彼女を渇望させます。 仕事をしたい・・・。 ココにとって働くことは、生きることそのものだったのです。 |
「何もしないより、何かして失敗する方がよかったから」 |
世界に衝撃が走った、70歳でのカムバックでした。 |
国:スイス ローザンヌ
人:ココ・シャネル 仕事への思いを募らせた地
人:ココ・シャネル 仕事への思いを募らせた地
曲名:ロマンス作品6-1 作曲:ラフマニノフ |