2010/12/22 島津斉彬に仕えた地 |
鹿児島、鶴丸城。 時代を揺るがした西南戦争の爪あとが今もここに残っています。 |
明治維新の元勲、西郷隆盛は、この地で生涯を閉じました。 |
西郷は主君・島津斉彬との運命的な出会いによって、 その才能を見出されました。 |
斉彬が執務を行った屋敷で、勤めに励んだ西郷。 接するたびに西郷の度量の大きさを知った 主君は、こうつぶやいたといいます。 |
「西郷ひとりは 薩摩における宝である」 |
西郷もまた主君・斉彬を父のように敬愛し、 そのもとで働ける喜びを噛みしめていました。 |
しかし絶頂の時は、四年でもろくも崩れ去ります。 斉彬の突然の死―。 それは西郷の波乱の人生の幕開けでもありました。 |
深い悲しみのなか、西郷は斉彬に別れを告げました。 ここで過ごした主君との日を想って。 |
国:日本 鹿児島県鶴丸城〜仙厳園
人:西郷隆盛 島津斉彬に仕えた地
人:西郷隆盛 島津斉彬に仕えた地
曲名:いつか目を覚ますとき
作曲:藤間 仁 |