2011/01/26 絵を描き始めた故郷の地 |
「私はこの絵を描いた。雲を本物の血のように描いた。 ――色が叫んでいた」 |
「叫び」を描いた19世紀の画家、ムンク。 彼はノルウェーの首都・オスロで、子どもの頃を過ごしました。 |
ムンクの少年時代は、深い悲しみに彩られています。 愛する母と姉の相次ぐ死。そして病弱なカラダ。 自分もいつか死ぬんだ・・・拭えぬ不安が、少年の心を 縛り続けていました。 |
そんな彼を変えたのが、絵を描くこと。 ボクは生きている・・・。 一心不乱に絵筆を握っている時だけ、そう感じられました。 |
青年となったムンクは、このカフェに足繁く通います。 ここは多くの芸術家やその卵たちが集った所。 |
生涯、一画家を貫いたムンク。 彼にとって絵を描くことは、生命(いのち)の叫び、そのものでした。 |
国:ノルウェー オスロ
人:ムンク 絵を描き始めた故郷の地
人:ムンク 絵を描き始めた故郷の地
曲名:王宮 the palace
作曲:仲村 美悠 |