心に刻む風景

on the Air 放送内容
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2011/07/20
アガサ・クリスティ
〜イングランド〜

初めてミステリーを書いた地

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イギリス、ロンドンから列車で3時間ほどの港町、トーキー。
ミステリーの女王、アガサ・クリスティは、この町で
最初の作品を書きました。
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22歳の時、新婚の日々を過ごしていたホテル。
アガサの最初の夫は、軍人でした。
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しかし夫婦の時間は短く、
間もなく夫は軍隊に戻っていきました。
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残された彼女は、この町の病院で、看護助手として働き始めました。
さびしく、単調な毎日。そんな時、
ふと手にした薬瓶で、アガサはひらめきます。
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「薬の知識をいかして探偵小説を書いてみよう・・・」
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彼女は湧き出る想像のままに、ミステリーを一気に書き上げました。
それがデビュー作となった「スタイルズ荘の怪事件」。
主人公、エルキュール・ポアロは、
やがて世界中で愛される名探偵となるのです。
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「ミステリー作家」の階段を、駆け上がり始めたアガサ・クリスティ。
ここは彼女が作家としての産声を上げた地でした。
国:イングランド トーキー
人:アガサ・クリスティ 初めてミステリーを書いた地
今回のBGM
曲名:華麗なるひととき
作曲:奥 慶一