2011/09/28 夢の舞台に立った地 |
イギリスの首都、ロンドン。 町を流れるテムズ川のほとりに、木造の芝居小屋 「グローブ座」があります。 16世紀の終わり、劇作家シェークスピアは、 ここをホームグランドとしました。 |
中央に屋根のない、野外のような独特の円形劇場。 |
芝居で身を立てようと、ロンドンへ出てきたシェークスピアは、 はじめ俳優として出演していました。 しかし、演劇が盛んだったロンドンでは、 なかなか、役が回ってきません。 |
その頃、彼は仲間に熱く夢を語っています。 |
「もっと自由に、好きな芝居がしたいんだ」 |
やがて、シェークスピアは、自ら書き始めます。 そして、その美しい台詞まわしが、喝采を集めました。 「ロミオとジュリエット」、「ハムレット」、「ヴェニスの商人」・・・ 彼は、芝居を「観る」ものから「聴く」ものへと変化させたのです。 |
劇作家として輝き始めた、シェークスピア。 「グローブ座」は彼が手にした、夢の舞台でした。 |
国:イングランド ロンドン
人:シェークスピア 夢の舞台に立った地
人:シェークスピア 夢の舞台に立った地
曲名:交響曲第2番
作曲:エンニオ・モリコーネ |