2011/10/12 幕末の風雲児、その出発点 |
日本海を臨む、小さな城下町・萩。 |
静かな佇まいの武家町の一角に、 幕末の風雲児とよばれた、高杉晋作の生家があります。 |
高杉家は、石高200石の由緒ある家柄。 晋作が産声を上げたのは、明治維新の28年前、 跡取りとなる、ただ一人の男の子の誕生でした。 |
親の言いつけを守る、素直な少年に育った晋作は、 いずれ家督を継ぎ、平凡にその一生を終えるはずでした。 |
しかし10歳の時、人生を一変させる出来事が起こります。 流行病の天然痘にかかったのです。 天然痘は当時、死の病といわれ、多くの人が命を落としていました。 |
高熱にうなされ、生死の境をさまよう日々。 それでも晋作は、奇跡的に蘇ります。 |
人の命とは、なんと儚いのか・・・ 一度きりの人生なら、思うままに生きてみたい― |
「おもしろき こともなき世を おもしろく」 |
生涯、破天荒を貫いた男の出発点が、ここにありました。 |
国:日本 山口県荻市
人:高杉晋作 幕末の風雲児、その出発点
人:高杉晋作 幕末の風雲児、その出発点
曲名:生徒達〜純
作曲:服部隆之 |