2011/10/19 青春の血を燃やした道場 |
山口県萩市は、長州藩の城下町。 ここに諸国に知られた藩の学校がありました。 |
藩校・明倫館は、未来を託す 優秀な人材を育成するため作られました。 |
後に幕末の志士となる高杉晋作が 入学を許されたのは13歳の時。 |
けれど、型どおりの学問が、晋作には退屈でした。 |
古びた学問など時間の無駄と考えた彼は、 体を鍛えることに打ち込みます。 晋作は一日の大半を、この道場にこもり、 火の出るような稽古を行ったといいます。 |
目を見張るほど上達した剣の腕前。 ついには晋作に叶うものがいなくなり、 免許皆伝を受けるほどに強くなりました。 |
しかし、彼の心は晴れません。 若き魂は、向かうべき道を求めていたのです。 |
やがて高杉晋作は、一人の男と出会います。 それは生涯の師との出会いでした。 |
国:日本 山口県荻市
人:高杉晋作 青春の血を燃やした道場
人:高杉晋作 青春の血を燃やした道場
曲名:桜の門出
作曲:松谷卓 |