2011/12/14 希望と共に暮らした地 |
南フランス。空に浮かぶようにたたずむ村、ゴルド。 |
20世紀を代表する画家・シャガールが、 アトリエを構えていたパリを逃れ、 ゴルドに移り住んだのは、53歳の時。 |
ユダヤ人のシャガールに、 ナチスの魔の手が迫っていました。 |
岩肌に張り付くような隠れ家で息を潜める日々。 しかし彼は、この町が大好きになります。 |
ふらりと散歩に出ては村人とあいさつを交わす・・・ 豊かな自然が、素朴な人々が、 彼の心に安らぎと、生きる力を与えてくれました。 |
やがてナチスの侵攻によって、村にもいられなくなったシャガール。 彼はゴルドの友人に、こんな手紙を残しています。 |
「希望を持ちましょう そうでもしなければ生きていけません いつの日か、フランスそしてあなた方に 再会できるよう祈っています」 |
国:フランス ゴルド
人:シャガール 希望と共に暮らした地
人:シャガール 希望と共に暮らした地
曲名:ホルンと弦のためのパピヨット
作曲:寺嶋 民哉 |