2012/01/25 愛した国、ハンガリーの居城 |
ハンガリーの首都ブダペストの郊外。 オーストリア・ハンガリー帝国の皇后、 エリザベートが暮らしたゲデレー城です。 |
1866年。ハンガリーの人々の希望によって生まれた王国に 王妃として迎えられたエリザベート。 |
ウィーンでの生活に馴染めず、居場所のなかった彼女を この国の人々は、温かく迎えました。 エリザベートも、またハンガリーの自由な気質と文化を 愛したといいます。 |
彼女は宮廷の古いしきたりに縛られることなく、 新しい国で自分が理想とする暮らしを実現しようとしました。 |
内装や家具も自ら決めるこだわりを見せたといいます。 |
これまで許されなかった子育ても始めました。 三番目の子、マリーの小さな手の温もりは、 エリザベートに、母の喜びと愛を教えてくれました。 |
ゲデレー城は、波乱の人生を送るエリザベートが、 自らの手で作った大切な「居場所」だったのかもしれません。 |
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国:ハンガリー ゲデレー
人:エリザベート 愛した国、ハンガリーの居城
人:エリザベート 愛した国、ハンガリーの居城
曲名:この胸の高鳴り 作曲:奥 慶一 |