2012/08/01 自然と音楽と、生きた地 |
ウィーン郊外の村、ミュルツツーシュラーク。 ここに音楽家ブラームスが、 大家となってから過ごした別荘があります。 |
生涯、定住することのなかったブラームス。 そんな音楽家は、夏になると、 この美しい地を訪れました。 |
高名となったのちも、質素な暮らしを好んだ彼は、 ここで静かな日々を送ります。 気のむくまま、ピアノに向きあい、作曲をしたのです。 |
創作の合間には、散歩に。 |
この村が大のお気に入りだったブラームスは、 風光明媚な土地を、1、2時間も歩いたといいます。 |
そして美しい自然と戯れながら 湧き上がった創作意欲を、 再び作品にしていったのです。 |
ブラームスは生涯、家庭を持つことはありませんでした。 たったひとり、音楽の道を歩き続けて。 |
国:オーストリア ミュルツツーシュラーク
人:ブラームス 自然と音楽と、生きた地
人:ブラームス 自然と音楽と、生きた地
曲名:愛のワルツ
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