2013/03/13 愛を誓った大聖堂 |
華やかなメロディーから、いまも結婚式でよく使われる ヨハン・シュトラウス二世の作品。 |
そのシュトラウスが、ウィーンにあるシュテファン大聖堂で 結婚をしたのは36歳、1862年のとき。 相手はオペラ歌手のイエッティでした。 |
ひっそりと行われた式。 イエッティが7歳年上で、彼女に私生児がいたことから、 周囲には祝福されない結婚だったのです。 |
しかし、たとえ人々の祝福がなくとも、幸せだったシュトラウス。 彼は、当時スターだったイエッティと初めて舞踏会で会ったとき、 まだ駆け出しの音楽家でした。 以来、ずっと彼女に憧れてきました。 |
「これは神が祝福した結婚だ。これ以上の幸せは望めない」 |
彼は、イエッティの笑顔を見つめながら、思いました。 ふたりでいつまでも一緒に、歩いていきたいと。 |
シュトラウスはイエッティと結ばれた後に、作曲家として飛躍します。 彼女は、シュトラウスが見つけた、運命の人でした。 |
国:オーストリア ウィーン シュテファイン大聖堂 人:ヨハン・シュトラウス二世 愛を誓った大聖堂 |
曲名:皇帝円舞曲
曲名:美しき青きドナウ 曲名:ウィーンの森の物語 |