2013/04/17 「ピーターラビット」原風景の地 |
その人は、世界じゅうで愛されているウサギ、 「ピーターラビット」を、誕生させました。 絵本作家、ビアトリクス・ポター。 |
イギリス北西部のリゾート地、湖水地方。 ロンドンで暮らしていたポターが家族と、 ここへ初めて避暑に訪れたのは、16歳のときでした。 |
資産家の娘として生まれたポターは、 幼い頃から内気で、友達がいませんでした。 そんな少女の楽しみは、野を駆け回るウサギ、 野花や虫などを描くこと。 |
美しい自然に抱かれた湖水地方で、 ポターは、満ち足りた日々を送ります。 瞳を輝かせ、この地で生きる動物、風景を、 毎日のようにスケッチしました。 |
「どうして人は美しいものを見ているだけで満足出来るのだろう。 私は描かずにいられない」 |
後に絵本作家となったポターは、数々の作品に、 この地の動物や風景を描いたのです。 |
生涯、ポターが愛してやまなかった湖水地方。 「ピーターラビット」の原風景が、ここにありました。 |
国:イギリス 湖水地方 人:ビアトリクス・ポター 「ピーターラビット」原風景の地 |
曲名:クスノキの里
作曲:大谷 幸 |