2013/04/24 「ピーターラビット」が生まれた地 |
イギリス北部の歴史ある町、ダンケルド。 世界じゅうで愛されているウサギ、ピーターラビットは、 この地で生まれました。 |
作者ビアトリクス・ポターが、まだ絵本作家としてデビューする前に、 この避暑地を訪れたのは、27歳、1893年のとき。 |
この頃彼女が気掛かりだったのが、 病気で長く寝込んでいた、友人の幼い息子、ノエルのことでした。 |
そんなノエルによく手紙をしたためていたポター。 大好きな少年を元気づけるために、彼女はここで、 初めて、あのウサギの物語を描いたのです。 |
「四匹の子ウサギの話をしましょう。ウサギたちの名前は、 フロプシー、モプシー、カトンテール、そしてピーターといいます」 |
後にポターは、この四匹のウサギを登場させた 処女作「ピーターラビットのおはなし」を描きました。 |
ピーターラビットは、ここで産声を上げました。 ポターの、優しい心から。 |
国:イギリス ダンケルド 人:ビアトリクス・ポター 「ピーターラビット」が生まれた地 |
曲名:暖かさに包まれて日は暮れる
作曲:虹音 |