2013/05/01 悲しい恋の物語 |
風光明媚な地として知られる、イギリス、湖水地方。 世界じゅうで愛されるウサギ、ピーターラビットの多くは、 ここで描かれました。 |
作者、ビアトリクス・ポターの家。 彼女がここに居を構えたのは39歳のとき。 |
この頃、ポターは心に傷を負っていました。 婚約者を病によって、失ったばかりだったのです。 ふたりで暮らす筈だったこの家で、ひとり生活を始めたポター |
彼女は、この窓から見える、美しい風景に慰められながら、 数々の作品を誕生させました。 |
そこにはこの家の、様々な場所が登場しています。 ポターの愛した動物たちが、ここで、 生き生きと暮らす姿が、描かれているのです。 |
「わたくしは小さな絵のかずかずを 主として自分を楽しませる為に描いたのです」 |
ポターはここで再び、生きる力を得ました。 悲しみを癒してくれた、この家で。 |
国:イギリス 湖水地方ニアソーリー村 人:ビアトリクス・ポター 悲しい恋の物語 |
曲名:ちょっと休憩
作曲:佐橋 俊彦 |