2013/05/15 永遠の地 |
イギリス北西部。湖水地方に広がる広大な農場は、 「ピーターラビット」の作者、ビアトリクス・ポターが、 かつて所有していた地です。 |
絵本作家として知られていたポターは、 その人生の後半を、農業に打ち込みました。 自ら農耕用の靴を履き、農具を握り、野に出たのです。 |
大好きな動物たちに囲まれながら、ポターは思いました。 動物たちが生きるこの自然を、いつまでも残したい・・・ |
そして彼女は湖水地方の土地を 少しずつ買い上げ、農場を広げていきます。 |
やがて1943年、77年の生涯を閉じたポター。 彼女の遺言状には広大なこの地を、自然保護団体、 ナショナルトラストに寄付することが、記されていました。 |
いまも変わらない、この地の景色、命の輝き。 ここにはポターの心が宿っています。 |
「ピーターは うしろもふりむかず・・・・ 大きなもみの木のしたのいえまでかえりました」 - ピーターラビットのおはなしより |
国:イギリス 湖水地方 人:ビアトリクス・ポター 永遠の地 |
曲名:イタリアの兄弟レストランー我がふるさと
作曲:佐橋 俊彦 |