2013/08/07 至福の日々を過ごした地 |
イギリス湖水地方。 この地で、自然を愛し、自然と語り合った詩人 ワーズワースは、至福の日々を過ごしました。 |
ワーズワースが暮らした家。 彼がここで生活を始めたのは29歳、1799年のことでした。 |
湖水地方に生まれ、幼い頃両親の死によって、 育った家を失ったワーズワース。 以来、孤独のなか他国をさすらい、 救いを求めるよう舞い戻ってきたのが、この故郷だったのです。 |
ここで、生涯の伴侶としたのは、 幼なじみのメアリーでした。 |
やがて子宝にも恵まれ、かつて失った家庭の温もりが、 ワーズワースを包んでくれました。 |
「喜びが喜び自体を保証するとき われらの日々は穏やかで輝かしく われらの性情は幸福であろう」 (「義務に寄せる」より) |
ワーズワースは80年の生涯を終えるまで、 湖水地方で暮らしました。 その歓びを、詠いながら。 |
国:イギリス 湖水地方グラスミア 人:ワーズワース 至福の日々を過ごした地 |
曲名:春をさがしに
作曲:はまたけし |