2013/09/11 九番目の子だった家 |
「上を向いて歩こう」「明日があるさ」 数々の名曲と、明るい笑顔で、いまも愛されているのは、 昭和の国民的歌手、坂本九です。 |
彼が幼少時代を過ごした家が、茨城県笠間にあります。 川崎で暮らしていた坂本一家は、太平洋戦争のさなか疎開の為、 母の実家がある、笠間にやって来ました。 |
この家の9人兄弟の末っ子として生まれた九。 彼は、家族たちの愛を一身に受け、元気いっぱい育ちます。 |
兄弟たちと美しい自然のなかを、無邪気に駆けまわった九。 ろくに食べ物もない暮らしのなかでも、 家族と一緒にいられる幸せを、感じていました。 |
後にスターとなった彼は、笠間の空を想い、 ある大ヒット曲を歌っていたといいます。 |
それが「見上げてごらん夜の星を」 |
母の膝の上で見つめた、美しい満天の星・・・ |
僅か4年の暮らし。しかし坂本九は、 家族とともに暮らしたこの地を、生涯忘れませんでした。 |
国:日本 茨城県笠間市 人:坂本九 九番目の子だった家 |
曲名:上を向いて歩こう
曲名:見上げてごらん夜の星を |