2013/12/04 東京の象徴 東京都庁舎 |
今から22年前の1991年に誕生した、東京都庁舎。 この建物は「世界のタンゲ」と言われた建築家、 丹下健三によって、設計されました。 |
この都庁舎の設計案コンペには、 日本を代表する建築家たちが集結。 |
そのなかでもずば抜けた実績を持つ丹下でしたが、 既に年齢は70歳を越えていました。 |
しかし丹下は、連日徹夜を重ねて、設計案を作り続けます。 |
彼がスタッフに宣言したのは「ぶっちぎりで勝とう!」 |
そのデザインには、きたる情報化社会の、 コンピューター回路が、イメージされていました。 |
その一方で丹下の一番のこだわりは、 本庁舎の下に都民広場を設けた事。 訪れた多くの人々が交流し、 触れ合って欲しいと願ったものでした。 |
それは東京を愛する丹下にとって、 理想の空間でもありました。 |
今日も多くの人々が足を運ぶ、東京都庁舎。 ここには今も、丹下健三の精神が宿っています。 |
国:日本 東京都新宿区 人:丹下健三 東京の象徴 東京都庁舎 |
曲名:幻惑す
作曲:平野良久 |