2013/12/25 ゴッホとの友情の地 |
芸術の都パリ。 ここに19世紀末の画家、ロートレックはやってきました。 |
画家を目指す彼が、この地を踏んだのは、17歳のこと。 憧れのパリで、絵の修業に明け暮れます。 |
やがてロートレックは、同じアトリエに通う画家の卵と、 運命のように出逢います。 |
それが、後に炎の画家と呼ばれたゴッホ。 牧師の息子で堅物のゴッホと、貴族の息子で陽気なロートレックは、 正反対の性格ながら、すぐに互いの芸術を認め合いました。 |
酒を酌み交わし、大好きな日本の浮世絵などについて、 熱く語り合った、二人。 ゴッホを尊敬するロートレックは、 友の画法を模倣し、こんな肖像画も残しています・・・ |
やがてゴッホが亡くなった時、ロートレックは、 ゴッホの弟に手紙を送りました。 |
「ご存じでしょう 兄君が私にどれほど大切な友人だったか また兄君もそう思ってくれていたか」 |
共に過ごした青春の日々。ロートレックの胸には、 ゴッホとの思い出が、終生刻まれていました。 |
国:フランス パリ 人:ロートレック ゴッホとの友情の地 |
曲名:端書き
作曲:渡辺崇 |