2014/02/26 科学者のまなざしを培った家 |
イギリス、中世の街並みを残す町、シュルーズベリー。 生物の進化論を唱え、「種の起源」を発表した チャールズ・ダーウィンは、ここで生まれました。 |
1809年2月12日、この家で産声を上げたダーウィンは、 裕福な医師の家庭で、何不自由なく健やかに育ちます。 |
ただ、彼は少し変わった子供でした。 兄弟や友達と遊ぶよりも、ひとりでものを集めることが大好き。 |
昆虫、植物、はては道端の石まで 毎日、日の暮れるまで、夢中で集め、 家に帰ると、胸を高鳴らせ、黙々と観察を続けました。 |
想像力が誘う、科学の無限の世界・・・ |
「地球のすべての石ころひとつひとつについて なにか新しいことを知りたいと強く願った」 |
幼心に培われていった、飽くなき探求心。 やがてその思いは、ダーウィンを 偉大な科学者へと導いていくのです。 |
チャールズ・ダーウィンは生涯、真理を求め続けました。 少年時代の心、そのままに。 |
国:イギリス シュルーズベリー 人:ダーウィン 科学者のまなざしを培った家 |
曲名:The Mystery of Stradivarius
作曲:千住明 |