2014/03/26 新婚旅行の地 |
昭和4年晩秋。1台のオープンカーが箱根を疾走していました。 乗っていたのは、後に戦後日本の復興を担う 白洲次郎と妻、正子でした。 |
当時まだ珍しかった新婚旅行で、二人が向かったのは、 外国人に人気のあったホテル、富士屋ホテルでした。 |
日本人離れしたファッション。美しい容姿。 誰もが、華のあるふたりを振り返りました。 |
周囲の反対を押し切って、夫婦となった次郎と正子。 共通していたのは、いつの時も、 己の信念を貫きたいという覚悟でした。 |
このホテルで二人は、時を忘れ、 心ゆくまで互いの未来を語り合いました。 「僕は終生のパートナーに巡りあった」 次郎はそのことを心から喜びました。 |
「あなたは僕にとって創造の泉、そして究極の理想だ」 |
長い道のりを、ともに歩み始めた白洲次郎と正子。 ここは、強い絆で結ばれた夫婦の始まりの地でした。 |
国:日本 箱根富士屋ホテル 人:白洲次郎・正子 新婚旅行の地 |
曲名:想いの届く日
作曲:GARDEL CARLOS |