2014/07/16 「ムーミン」が描かれたアトリエ |
バルト海を臨むフィンランドの首都、ヘルシンキ。 ここに『ムーミン』の作者、 トーヴェ・ヤンソンのアトリエがあります。 |
30歳のときからずっと過ごしてきたこの場所で 数多くのムーミンの物語が生まれています。 |
ムーミンは、ヤンソンの心の叫びそのものでした。 |
祖国が戦争に巻き込まれた時期、 彼女は絵が描けなくなります。 |
悲惨な現実を前に、自分の絵が無力であることを 思い知らされたのです。 |
どん底から逃れるように、ヤンソンは、一つの話を書き始めます。 子供の頃からずっと一緒だった生き物の絵を添えて。 |
「現実に背を向けて、造られた世界に浸る一種の逃避でした」 |
トーヴェ・ヤンソンが求めた架空の世界の愛と平和。 こうして最初の『ムーミン』の物語は、生まれました。 |
このアトリエは、人々に愛される『ムーミン』のふるさとです。 |
国:フィンランド ヘルシンキ 人:トーヴェ・ヤンソン 「ムーミン」が描かれたアトリエ |
曲名:御影
作曲:村井 秀清 |