2014/07/30 生涯唯一の祭壇画 |
フィンランド中部の小さな町・テウヴァ。 ここに『ムーミン』の作者、トーヴェ・ヤンソン ゆかりの教会があります。 |
彼女がここにやって来たのは、38歳のとき。 |
この頃ムーミンの作者として活躍していたヤンソン。 その彼女に、祭壇画を描いてほしいという仕事が 舞い込んだのです。 |
それはトーヴェ・ヤンソンにとって未知への挑戦でした。 |
「生きるということは、驚きがいっぱいつまった びっくり箱のなかに、飛び込むようなもの」 |
彼女が描きあげた祭壇画に人々は驚きました。 |
『10人の処女』と題された作品は、横に長く、 独特の色使いと、ヤンソンならではの温かみがあふれていました。 |
生涯、自分の可能性に挑み続けたトーヴェ・ヤンソン。 その素顔と、作品が、この地にありました。 |
国:フィンランド テウヴァ 人:トーヴェ・ヤンソン 生涯唯一の祭壇画 |
曲名:「聖マリアよ、われらのために祈りたまえ」によるソナタ
(聖母マリアの夕べの祈りより) 作曲:モンテヴェルディ |