2014/08/27 互いを想いあった家 |
京都市上京区。 ここに同志社大学を設立した教育者・新島襄が、 妻・八重と暮らした家があります。 |
襄自らが設計したという、当時はまだ珍しかった洋館。 ここで生活を始めたのは、明治11年のときでした。 |
アメリカ帰りの襄は、新しい時代のあり方を求めて、 西洋人のスタイルに合わせた空間を築きました。 |
ただ例外は台所。妻が使いやすいように、 わざわざ彼女の身長に合わせ、低く作ったといいます。 |
そんな思いに応えるべく、八重も腕を振るって料理をします。 襄の為に、これまで無縁だった洋食づくりに励みました。 |
そして時折、八重がオルガンを弾き、 襄が讃美歌を歌いました。 優しい笑顔を見合わせたふたり。 |
新島襄と八重は 日本の新しい夫婦の形を作り上げました。 ふたりの想いが詰まった、この家で。 |
国:日本 京都府京都市上京区 人:新島襄・八重 互いを想いあった家 |
曲名:はな先生
作曲:河野 伸 |