2014/10/15 無頼の作家、始まりの地 |
青森・津軽の城下町、弘前。 作家、太宰治はこの地で青春時代を過ごしました。 |
高校に通う為、親元を離れここで下宿を始めたのは、 昭和2年、17歳のとき。 |
同人誌を発表するほど、文学が大好きだった太宰。 とくに芥川龍之介を敬愛し、彼の文章を真似て 執筆までしていたといいます。 |
そんなある日、衝撃の報せが届きます。 憧れの芥川が、突然自殺をしたのです。 作家とは、かくも激しく奔放な生き方なのか― |
太宰の生活はこの時から一変します。 学業を放り出し、芸妓に恋をし、放蕩三昧の毎日。 ついには、自殺未遂まで引き起こします。 |
「粋な、やくざなふるまいは、 高尚な趣味であると信じていました」 |
自ら破滅への道を突き進んだ作家、太宰治。 その始まりが、この地にありました。 |
国:日本 青森県弘前市御幸町 人:太宰治 無頼の作家、始まりの地 |
曲名:いしくれ
作曲:千住 明
曲名:夢追い人
作曲:千住 明 |