2015/04/01 最初の学び舎 |
城下町の風情が色濃く残る、萩。 |
幕末を駆け抜けた吉田松陰は、 この家で学問を始めました。 |
叔父、玉木文之進の家。 6歳の時より叔父と二人だけの学問。 |
甘えを一切許さない、張り詰めた時間。 松陰は2歳で兵学師範、吉田家の養子となりました。 この時から長州藩の将来を担う定めを背負っていたのです。 |
あるとき、ふと頬をかいた松陰を叔父は殴り倒しました。 お前の命は、お家の為にある、 痒いという、私の心は捨てよ―― |
夜ふけまで続いたこの命がけの学びは 何年も続きました。 |
「己を殺して、生きる」 |
生涯それを貫いた吉田松陰。 孤高の生き方はここから始まりました。 |
国:日本 山口県萩市 人:吉田松陰 最初の学び舎 |
曲名:母なる太陽
作曲:林 ゆうき |