2015/04/08 恩師の御寺 |
鎌倉の山々。その奥に。 |
幕末、異彩を放った吉田松陰が、何度も通った寺があります。 |
鎌倉の名刹、瑞泉寺。 この寺は、松陰の叔父、竹院和尚が住職を勤めていました。 |
信念の人、吉田松陰も自らの道に迷う時がありました。 そんな時ここにやって来て、悩みを打ち明けたのです。 |
和尚が与えてくれた、幾つもの言の葉。 |
「死して後已む」 「死の瞬間まで努力を続けよ」 その教えは、松陰の人生に貫かれました。 |
「直往邁進」 「自分を信じ、突き進め」 和尚の声が、黒船への密航を決意させました。 |
吉田松陰は生涯忘れませんでした。 人生を導いてくれた、その言霊を。 |
国:日本 神奈川県鎌倉市 人:吉田松陰 恩師の御寺 |
曲名:薄明かりのもとで
作曲:大島 ミチル |