2015/07/01 決別の父との和解の地 |
千葉県、我孫子。 ここに小説家、志賀直哉が家族と暮らした家があります。 |
妻と生まれたばかりの娘との3人ぐらし。 日一日と大きくなる我が子に眼を細めながら、 志賀の心には、気にかかっていたことがありました。 |
それは父のこと。 考え方の違いから、ずっと絶縁が続いていました。 |
自分が親になってみて初めて、 あのときの父の想いが忍ばれてきたといいます。 |
やがて志賀は、15年に及ぶ恩讐を越えて、 父と再会し、和解しました。 |
その時の記憶を彼はひとつの作品にしました。 |
それは父と子が、絆を取り戻す物語・・・ |
志賀はその感動を、 いつまでも残したかったのかもしれません。 かけがえのない家族の大切さを、胸に刻むように。 |
国:日本 千葉県我孫子市 人:志賀直哉 決別の父との和解の地 |
曲名:私たちの演劇部 -やばい楽しい-
作曲:菅野 祐悟 |