2015/11/25 その命をかけた教会 |
スペイン、バルセロナ。 天空を突き刺すような聖なる塔は、 ガウディが作った、教会サグラダ・ファミリアです。 |
人々はここを「石の聖書」と呼びます。 壁と言う壁に聖書の物語が刻まれているのです。 |
ガウディがサグラダ・ファミリアを作り始めたのは 31歳のとき。 |
以来、73歳で亡くなるまで、この教会とともに 人生を歩み続けました。 |
喜びの日も、悲しみの日も。 健やかな日も、病める日も。 ただ、ただこの聖堂と向き合い続けました。 |
サグラダ・ファミリアはガウディの体であり、命でした。 一切の妥協を許さず、 無二の教会を作ろうとしたのです。 |
21世紀のいまも建設が続く、サグラダ・ファミリア。 ガウディの執念と誇りが、ここに息づいています。 |
国:スペイン バルセロナ 人:アントニ・ガウディ その命をかけた教会 |
曲名:モンフェルメイユ村へ
作曲:松尾 早人 |