2016/03/16 芸妓、幾松と暮らした家 |
幕末の京の町。 明治維新を導いた桂小五郎は、 ここで逃亡の日々を過ごしていました。 |
天下のお尋ね者となった桂小五郎。 彼を匿い寄り添ったのが、芸妓、幾松でした。 |
最後まで志を曲げず、幕末を生き抜く男の陰に、 ひとりの女性の、命がけの献身がありました。 |
幾度となく迫る追っ手。 幾松は、時に抜け穴から逃し、時に長持ちのなかに隠して、 小五郎の命を救いました。 |
苦難の時を乗り越え、維新の元勲として、 新しい時代を築いた桂小五郎。 |
後に夫婦となったふたりは、生涯を共に歩みました。 明日をも知れぬ日々の果てに。 |
国:日本 京都市中京区木屋町 人:桂小五郎 芸妓、幾松と暮らした家 |
曲名:おもかげは灯篭のように
作曲:井筒 昭雄 |