2016/03/23 同志を想った地 |
明治最大の内乱、西南戦争。 木戸孝允は明治天皇と共に、ここでその第1報を受けました。 |
木戸と西郷は、生まれも性格も そしてその生き方までも違っていましたが、 共に新しい国を作ろうと必死に働いてきました。 |
ふたりはいわば、深いところでつながった同志。 |
維新後の日本に違和感を覚えた西郷の焦りも 木戸には理解出来たのかもしれません。 |
このままでは、西郷を失う。 木戸は、何とか西郷に会いたいと手を尽くしますが、 叶いませんでした。 |
「西郷、いい加減にせんか」 |
木戸孝允は、去りゆく西郷に こう伝えたかったのでしょう。 |
やりきれない怒りと、深い哀しみをその胸に。 |
国:日本 奈良県橿原市今井町 人:木戸孝允(桂小五郎) 同志を想った地 |
曲名:うつしよ人情譚
作曲:井筒 昭雄 |