2016/12/21 チェーホフとの対話 |
今から130年前、ロシアの国民的作曲家 チャイコフスキーは一軒の家を訪れました。 後に「桜の園」などで知られる作家、チェーホフの家。 |
きっかけは若きチェーホフから 作品の批評を依頼されたことからでした。 |
彼の才能に心を奪われたチャイコフスキーは どうしても会って、思いを伝えたいと訪ねてきたのです。 |
音楽と文学。棲む世界も年齢も違うふたり。 しかし、互いの心に秘めた不安と孤独が、二人を磁石のように 引きつけたのでしょう |
チェーホフは大作曲家に励まされ 作家の道を踏み出し、 チャイコフスキーは若き作家から 音楽への新たな活力をもらいました。 |
チャイコフスキーは生涯忘れませんでした。 チェーホフと出会った、この日のことを。 |
国:ロシア モスクワ 人:チャイコフスキー チェーホフとの対話 |
曲名:メロディ なつかしい土地の想い出 第3曲
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