2017/01/04 「悲愴」発表の地 |
ロシア帝国の首都・サンクトペテルブルク。 ここにチャイコフスキーが、最後に指揮を執った劇場があります。 |
1893年10月28日、彼はこの舞台に立ちました。 |
巨匠チャイコフスキーが、新しい交響曲を発表する。 観客の期待は高まっていました。 |
しかしその演奏が始まるや、人々は驚き、戸惑います。 |
初めて耳にする悲痛なメロディ。 |
チャイコフスキーは考えていました。 |
生きることは悲しく辛いこと。 その悲しみをあえて音楽にすれば、 人々は人生を見つめ、立ち向かう勇気を持てるはずだと。 |
交響曲第六番「悲愴」 それはまさに彼の魂の叫びでした。 |
国:ロシア サンクトペテルブルク 人:チャイコフスキー 「悲愴」発表の地 |
曲名:アンダンテ・カンタービレ・弦楽四重奏曲
第1番 ニ長調 作品11より
曲名:交響曲第6番[悲愴]第4楽章
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