2019/05/08 理想のプロレスを目指して |
東京、水道橋。 格闘技の聖地、後楽園ホールで プロレスラー・ジャイアント馬場は戦っていました。 |
試合前の控室。 団体の長だった彼は、いつも一番奥の椅子に 悠然と腰かけていました。 |
十六文と言われた、大きなリングシューズを履きながら 馬場は思います。 |
今日も最高の試合をしよう。 目指したのは、ただ強さを競うだけではない、 明るく、楽しく、激しいプロレス。 |
大人から子どもまでも楽しめる、そのスタイルに 観客は魅せられ、熱い声援をおくったのです。 |
お茶の間の人々をも釘づけにした 理想のプロレスを築いた、ジャイアント馬場。 |
王者の魂は、今もこの地に宿っています。 |
国:日本 東京都文京区後楽園ホール 人:ジャイアント馬場 理想のプロレスを目指して |
曲名:虎口 作曲:菅野 よう子 |