2019/06/19 銀河鉄道の夜へ |
いまより100年ほど前、宮沢賢治は 車窓を眺めていました。 |
ふるさと、岩手にやっと開通した鉄道。 |
賢治はよく列車に乗りました。 家族と、教え子と、そしてひとりでも。 |
特に高揚したのが、夜の列車。 |
闇を切り裂き、どこまでも続くような線路を ひた走る・・・ |
その鮮烈な記憶は やがて彼をあの名作へと誘ったのでしょう。 |
「僕たちと一緒に乗って行こう。 僕たちどこまでだって行ける切符持ってるんだ」 (「銀河鉄道の夜」より) |
宮沢賢治の魂は、いまも銀河鉄道で 旅を続けているのかもしれません。 |
国:日本 岩手県遠野市 人:宮沢賢治 銀河鉄道の夜へ |
曲名:Lost memories
作曲:菅野 よう子 |