2020/03/18 異国での放浪 |
いまより90年ほど前、下駄をはいた日本人女性が パリの街を歩いていました。作家・林芙美子。 |
彼女は「放浪記」を大ヒットさせた翌年、 憧れの花の都に滞在しました。 |
一カ所に根を張らず 放浪するよう生活したのです。 |
芙美子がお気に入りだったカフェ。 |
モネやヘミングウェイも愛したこの店で、執筆に励みます。 |
自由を謳歌した、パリでの暮らし。 しかし満たされることはありません。 |
彼女の心にはいつも こんな思いがあったのです。 「ああ、日本に帰りたし」(「春の日記」より) |
やがて林芙美子は半年の滞在を終えて、パリを後にしました。 |
日本を求めて。 |
国:日本 パリ 人:林芙美子 異国での放浪 |
曲名:MILLION DOLLAR 〜感激〜
作曲:大嶽 香子 |