2020/08/05 日本への贈りもの |
20世紀の大指揮者カラヤンが 設計に携わったコンサートホールが、東京にあります。 |
かねてから日本と親交のあった彼が ここの設計について相談されたのは、74歳のとき。 |
当初、座席方式は、オーケストラと聴衆が向きあう 伝統的なスタイルで、話が進んでいました。 |
しかしカラヤンは異を唱え、ベルリンフィルハーモニーを模した ヴィンヤード形式を主張します。 |
「聴者と演奏者が一体になれるのが ステージを聴衆が取り囲むこの方式なのだ」 |
日本を愛してやまなかった彼の思い。 この国に最高の舞台を作りたい・・・・・・ |
そして日本初の空間が誕生したのです。 |
いまも多くの人々が音楽を楽しむ、このホール。 ここにはカラヤンの心が 宿っています。 |
国:日本 東京都港区赤坂サントリーホール 人:ヘルベルト・フォン・カラヤン 日本への贈りもの |
曲名:交響曲 第1番 ハ短調 第1楽章、第4楽章
作曲:ブラームス |