2020/10/14 作家として絶頂の時 |
愛知県安城市に、童話作家・新美南吉が 下宿をしていた家があります。 |
彼がここで暮らし始めたのは昭和14年、25歳のとき。 |
既に「ごん狐」を発表していましたが まだ世間に認められていない頃でした。 |
昼も夜も、一心に執筆に励んだ南吉。 |
間もなく「おぢいさんのランプ」などをまとめた 初めての童話集を出し、世間にその名を馳せます。 |
しかし彼は決して奢ることなく こんな信念を抱いていました。 |
「どんなに有名になりどんなに金がはいる様になっても〜 乾いた埃道を歩かねばならない」 |
新美南吉はここで作品を書き続けました。 |
いつの日も堅実に、己を見つめながら。 |
国:日本 愛知県安城市 人:新美南吉 作家として絶頂の時 |
曲名:For the One Who Needs Me
作曲:横山 克 |