2021/02/24 文学へのめざめ |
「木曽路はすべて山の中である」 (「夜明け前」より) |
中山道の宿場町として知られる馬籠。 この地で明治5年、作家・島崎藤村は生まれました。 |
代々、馬籠宿で本陣を任された 名家・島崎家の息子として育った藤村。 |
彼に多大な影響を与えたのは、父親の正樹でした。 |
文学に造詣の深かった父より 藤村は6歳のときから 「漢詩」や「論語」を叩き込まれました。 |
甘えることも一切許されず 父の指導のもと、勉学に励んだ少年時代。 |
いつしか藤村は文学の世界に惹かれ その楽しさを見出していったのです。 |
後に日本文学に大きな足跡を残した島崎藤村。 彼は父からの教えを、終生忘れませんでした。 |
国:日本 岐阜県中津川市 人:島崎藤村 文学へのめざめ |
曲名:葉名島へ
作曲:国吉 良一 |