2021/06/30 「智恵子抄」のはじまり |
智恵子は東京に空が無いという〜(中略) 阿多多羅山の山の上に 毎日出ている青い空が 智恵子のほんとの空だという |
高村光太郎・智恵子夫妻の愛が綴られた詩集 「智恵子抄」 |
高村智恵子は明治19年、 安達太良山を臨む城下町に 造り酒屋の長女として、生まれました。 |
活動的で、自由を愛した智恵子。 |
まだ女性には学問が不要といわれた時代、 高等女子学校で勉強に励み、 抜群の成績を修めました。 |
やがて、彼女は東京の女子大学に通うことを決め、 周囲を驚かせたのです。 |
「わたしの一生はわたしがきめればいいんです」 |
明治36年、17歳でふるさとを後にした智恵子。 |
後に「智恵子抄」に描かれる、 波乱の人生のはじまりでした。 |
国:日本 福島県二本松市 人:高村光太郎・智恵子 「智恵子抄」のはじまり |
曲名:70回目の誕生日
作曲:渡邊 崇
曲名:昭和36年の秋
作曲:藤原いくろう |